【現在の展示】
八木玲子写真展     
 「 遠近 ochikochi 」

2020年3月19日(木) ~ 4月16日(木)




【次回の展示】
・針穴普及委員会作品展 vol.6
2020年4月22日(水) ~ 5月24日(日)

*展示は茶房珈琲人の営業に準じます。
*観賞は無料ですが、お一人様ワンオーダーお願いします。


*臨時で営業時間が変わる場合は、HP もしくは facebook ページでお知らせ致します。

https://www.facebook.com/saboukohibito/

​ ギャラリースペースについて

こカフェスペースとは別に設けられたギャラリースペース。主にアート作品の展示スペースとして使用いただけます。
展示ご希望の方は、お問い合わせフォームからタイトルを「展示希望」とし、展示内容及び連絡先等をご記入の上、送信してください。

    

八木玲子 写真展「遠近  ochi-kochi

 神仏習合の土地として、今もその信仰が受け継がれている坂本。
此処で古から約千二百年の時を経て受け継がれる日吉山王祭は、天下泰平と五穀豊穣を祈願し、 男女の神の結婚や出産を顕した儀式の数々が、一月下旬の初寄りを合図に執り行われる。

四つに分かれた地域の長が中心となって各世帯の男に任を割り当てていき、毎年の祭の役割を担うこ とで若者たちは集落を支える中枢に成長する。人々は祭を通して信仰を崇め、絆を深め、そして祭を 催すことで受け継いできたのだ。
しかし若い世代が町を出て行ってしまう現象は、此処も例外ではない。子供も少なく、残念ながら行われなくなった行事も存在する。 そんな中でもこの祭は変わらず催され、ここで育った者の心を離そうとはしない。 出て行った者もこの日ばかりは、 祭装束を身に纏って松明の灯りに吸い込まれていくのだ。 
わたしもこの町に生まれ、大人になって出て行った一人だが、作品と向き合うことで琵琶湖と信仰が溶け込んだ此処での生活が、内なる自分を育ててくれていたことに気がつき、それまで意識していなかった故郷に強く惹きつけられている。 

日本の集落にとっての「祭」とは、信仰と祈りを先人より受け継いでいくことの形であると同時に、 まるで遺伝子に組み込まれた一部が騒ぎ出すような感覚で生まれていく、その土地の人々の愛情と郷愁の形でもあるのかもしれない。

メインシリーズは琵琶湖をピンホールカメラで捉えた「一掬」を撮り続けている。2012年から国際芸術祭である琵琶湖ビエ ンナーレに参加。光、音、そして水を利用し、独自の展示方法を試みている。 今回の展示「遠近」 は、アメリカの写真コンぺ・クリティカルマスにてトップ200に選出されており、国内の写真祭に選出される他、海外のウェブマガジンにも掲載されている。
現在までに海外で多くの賞を得ており、近年では海外のアートフェア等に出展するなど活動を広げている。 

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